- 税込価格 2,750円
- 北海道余市町登中井農園産ミュラートゥルガウ種 90%、ケルナ―種10%使用
- 収穫日 ミュラートゥルガウ 2018年10月2日、ケルナ― 2018年10月20日
- 生産本数 649本
- アルコール度数10.0度
- 瓶詰日 2019年4月18日
- 亜硫酸塩 0ppm(無添加)
- 野生酵母で発酵、無補糖、無補酸、無清澄、無ろ過で瓶詰
余市町登「中井農園」産のミュラートゥルガウ種、ケルナー種を使用しました。収穫されたミュラートゥルガウを選果後、全房のままやさしくプレスしました。その後ケルナ―も、同様に全房のままプレスしました。重力を用いてワインを移動しブレンド、木樽発酵と熟成を経て瓶詰め。発酵中の炭酸ガスを閉じ込めた優しい泡のスパークリングワインとなっております。
最初はやや還元的な印象もありますが、徐々になじんでいきます。微発泡の柔らかな泡は口あたりが心地よくフレッシュな印象も付与しています。ミュラートゥルガウの和柑橘系の生き生きとした果実味と素朴な味わいの中にケルナ―の蜜のニュアンスやほろ苦さが感じられ、余韻には柔らかな酸が印象的です。
2018年の北海道は開花期前後の低温と長雨により結実にはかなり厳しい年となりました。そのような状況の中でも中井農園さんのミュラーとケルナーはしっかりと結実し、中井農園さんの技術と経験を目の当たりにした年でした。余市は8月9月と天候が安定し、しっかりと熟すまで待つ事が出来たため、とても状態のよいぶどうとなりました。
酸化防止剤の添加は仕込みから瓶詰めまで一切なく、優しくピュアな味わいとなりました。またデゴルジュマン(オリ抜き)もしていないため、にごりのあるスパークリングワインとなっております。
中井農園さんの畑は空がとても広く感じられ、海が見渡せる畑は、ぶどうにとって、人にとって素晴らしい環境なのだなと、訪れるたびにいつも感じるのです。このワインからそんな情景を感じてもらうことができればと思います。
ワインと料理~お隣のカフェ&レストラン「ヴィーニュ」のシェフらとともにあれこれ考えました~
自然でシンプルな造りの特徴から、料理も素材を生かしたシンプルな料理との相性がいいと思われる。特に魚料理では魚介の旨味が出ているもの。あさりのワイン蒸しやブリ大根。かすべのバター焼きはバターが酸味をやさしく包む。旬の野菜の天ぷらやピクルスも美味しい。どのシーンにも合わせやすいワイン。
無清澄剤、無ろ過のため、オリや酒石酸の結晶化したものが含まれることがありますが、品質に問題はありません。また酸化防止剤も不使用のため14℃以下での保存をお願いいたします。