KOHARU 2018                      税込価格2,160

   

・使用品種:7品種

ナイヤガラ、キャンベルアーリー、スチューベン、

バッファロー、旅路、デラウェア、ポートランド

・生産本数2106                                      

・アルコール度数9.5

・瓶詰日 201832日、327

・亜硫酸塩 0ppm (酸化防止剤無添加)

・野生酵母で発酵、無補糖、無補酸、無清澄、無ろ過で瓶詰

創業当初から造られてきた辛口ロゼワインの「 KOHARU 」。生食用のぶどうをベースに仕込まれてきた、香り豊かなロゼワインです。毎年その年のぶどうから最適なブレンドを求めながら造られてきました。2018年の北海道は開花期の天候不順に苦しんだ年ですが、生食用ぶどうは比較的収量が安定しておりKOHARUに助けられたヴィンテージとなりました。

 

今年の「KOHARU」は、まず105日に収穫された余市町登の長谷川さんのキャンベル・アーリー、旅路を手除梗し破砕のない状態のまま粒ごとタンクに入れ、低温でマセラシオン・カルボニック。1016日に収穫されたナイヤガラ、ポートランド、スチューベン、バッファローを同様にタンクに追加し、低温で醸し発酵後、圧搾。

混醸となった「KOHARU」のベースワインに、色、香り、味わいをワイナリースタッフで検討しながら単一仕込みのナイヤガラ、キャンベル・アーリーを適宜ブレンド。オリ引きから瓶詰めまで、ポンプを使わず重力を用いてチューブで行いました。添加亜硫酸はありません。

 

ややオレンジの色調を有した透明感のある赤いバラの色合いに、野イチゴやラズベリー、クランベリーのふくらみある華やかな香りに溢れ、その中にハーブや茎といった植物的なニュアンスも感じられます。チャーミングな酸を基調に、口あたりはみずみずしく軽快で、イチゴキャンディーやピンクグレープフルーツのような果実、旨味を含んだコク、植物の硬さ、そしてギュっと果実を詰め込んだような印象が特徴的な辛口のロゼワインとなりました。

 

良く冷やして飲んでいただくときりりとしたきれいな酸とメリハリのある味わいがよりおいしく感じます。徐々に温度が上がるにつれ柔らかさが増し、しみじみと飲んでいただいても面白いです。自宅でもピクニックでもさまざまなシチュエーションに寄り添ってくれる可愛いロゼワインです。

ワインと料理 ~お隣のカフェ&レストラン「ヴィーニュ」のシェフらとともにあれこれ考えました~

春の訪れを思わせるワインであり、食材も春に旬のものが自然と寄り添うようにも思われます。ほろ苦さをもつふきのとうなどの山菜。色合いを楽しくさせるのであればサーモンのカルパッチョも。ただ和洋中、家庭料理全般にも基本的には合うので、気軽にあけられるワインです。

無清澄剤、無ろ過のため、にごりやオリ、自然の炭酸ガスが含まれることがありますが、品質に問題はありません。また酸化防止剤もごく少量のため14℃以下での保存をお願いいたします。

※瓶詰め2ロットでクローザーをコルクとゾークとに分けました。コルク栓分を出荷後、ゾーク栓分に切り替わります。製品内容は変わりませんのでご了承くださいませ。